馬橋駅から流山市の流山駅までを結ぶ「流鉄流山線」は、全長約6kmほどの短い単線のローカル鉄道です。
ガタゴトと音を立ててのんびり走る姿は、街の風景の一部として地域に長く愛され続けています。
改札を抜けると広がるレトロで温かい空間

流鉄流山線の馬橋駅の改札を抜けて一歩ホームへ降り立つと、そこには少しレトロで温かみのある空間が広がっています。
流鉄の大きな魅力といえば、なんといっても鮮やかなカラーをまとった車両たちです。
「さくら」「なの花」「流馬」「あかぎ」「若葉」と、それぞれに愛称がついた5色の2両編成の電車が、日替わりで街を彩っています。
今日は何色の電車がやってくるのかな、と単線ならではののどかなホームで待つ時間も、ちょっとした旅のようなワクワク感があります。
住宅街のすぐ横を坂川に沿ってのんびりと

ガタゴトと心地よい音を響かせて馬橋駅を出発すると、電車はすぐそばに迫る住宅街の横をすり抜けるように走っていきます。
車窓から見えるのは、地域の人々の温かい暮らしの風景。そしてしばらくすると、線路の脇には坂川ののどかな流れが見えてきます。川沿いの柔らかな風を感じながら、街の風景に溶け込んで走る電車の姿は、どこか懐かしく、のんびりとした気持ちにさせてくれます。
坂川沿いの桜並木を背にカラフルに走り抜ける

この路線が一年で最も華やぐのが、春の季節です。
坂川沿いに桜が一斉に咲き誇ると、淡いピンク色の桜並木と、その中をのんびり通り抜けるカラフルな流鉄が、まるで一枚の絵のような美しい景色を作り出します。
実はこの坂川沿い、馬橋駅から新松戸方面まで遊歩道が綺麗に整備されていて、ずーっと長く桜並木が続いている地域自慢の散策ルートなんです。流鉄の車窓からも、その美しい桜の風景をのんびり眺めることができます。
お気に入りの色の車両と満開の桜が重なる瞬間を待って、カメラを向けるのもこの季節ならではの楽しみ。ゆっくりと走る単線ローカル線だからこそ、流れる季節の美しさをすぐ近くに感じることができます。
アクセス・情報
| 路線名 | 流鉄流山線 |
| 区間 | 馬橋駅 ~ 流山駅 |
| 距離 | 約6km |
| 所要時間 | 約10分程度 |
